Intel SSD 320故障履歴

投稿日:2012年09月08日

Intel SSD 320 を購入してから、何度も故障しています。どのくらいの頻度で障害に出くわすのかまとめてみました。
管理人は、ヘビーユーザーで、ThinkPad で使用していますが1日12時間~24時間 ThinkPad を使用しています。
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初期不良交換(使用開始数日)

SSD購入後、初のOSの移行作業途中で、一度 SSDが突然死しました。 OSをインストール後、いろいろ作業していたらOSが突然ブルースクリーンに・・・

OSのせいかな?と思って、再起動した所、ディスクが繋がっているのは認識されているようなのですが、「OSが有りません」とうメッセージがでてきました。
試しにSSDを別のOSに外付けディスクとして認識させてたら、Windows OS 上から存在は見えるものの、0Byte のディスクとして認識されました。(多分、コマンドで容量が取れてないんだと思います)

いろいろ実験しているうちに、Windows のディスク・マネージャーから数MByte のパーティション(正確なサイズは失念)は出現させる事には成功したものの(手順のせいかもしれませんが、再現性は不安定な感じが・・)、それ以外は全く見えず、全然埒があかなかったので、インテルのサポートに電話しました。インテルのサポートの方は凄く丁寧な方で、いろいろと電話しながら実験したのですが、フォーマットもできず、結局、初期不良交換となりました。

個人的には、HDDパスワードを設定した後の最初のOSの起動だったので、操作手順の中で Firmware 周りのバグにヒットしたかな。。と言う印象があるのですが、真相は謎です。
SSDの Firmware は、出荷時に外面にプリントされてはいなかったので、Webから当時の最新の1.7 のFirmware をダウンロードして、ブートCDを作り更新を試みましたが、”最新なので更新の必用が無い”のようなメッセージが出ました。そのため Firmware のバージョンは 1.7だったようです。

また、以前の Intel の SSD では以下の障害があり、回収が行われた事がありましたが(以下の記事)、この時、サポートの方に電話で確認した所、修正されているはずです。との事でした。
(cache) インテル® ハイパフォーマンス Solid State Drive — BIOS 設定で SSD のドライブパスワードを解除、もしくは、変更後システムが起動しない

私が遭遇した現象は、単なる初期不良なのか・・でも、初期不良にしては唐突すぎる壊れ方で、腑に落ちないですが・・・
とりあえず交換という事でしきり直しになりました。

8MByte 問題

SSDのサイズが突然8MByte になってしまう症状が複数報告されており、Intel も認識しているようです。

報告では急な電源の断が関連している可能性が指摘されていますが、私の場合はOS稼動中にブルースクリーンになりました。
SSDが原因でブルースクリーンになったのか、ブルースクリーンが原因でSSDが壊れたのか「卵が先か鶏が先か」の話でどっちが先なのかわかりませんが、SSDが壊れる時は電源が何らかの原因で落ちる。という事が前兆になるようです。
Intel SSD 320に「容量8MB」になる不具合、インテルも認識

最新情報が気になる方は、以下の Intel 公式サポートのフォーラムのスレッドをチェックしていると良いかもしれません。
http://communities.intel.com/thread/22227?start=0&tstart=0

2度目の故障と8MByte問題 (前回の故障から2ヶ月半後)

2011/07/30 (恐らく)再び8MByte 問題に見舞われました。

intel_ssd
Windows の Disk Manager で確認すると SSD は上図のように見えました。

現象発生時の流れとしては、

・使用中に突然ブルースクリーン
・起動しようとしてもOSが見つからないと言われる。
・別の起動しているOSにマウントしてみる8MByteに見える(表示には「初期化されていません」「見割り当て」とでる)

前回は、購入後、約1日でSSDが飛びましたが、今回は、大体2ヶ月半の稼働になります。1日12時間以上はマシンを動かしており数十GByteのVMWare の仮想マシンをOS上に幾つか作成したりしているので、Read / Write も多く、使い方としてはヘビーな方だったと思います。

久々にバックアップのHDDで起動しましたが、起動を含め、ちょっとした所でマシンが遅いです・・・。SSDを一度使うとHDDにはなかなか戻れませんね・・・
カスタマーサポートに月曜になったら連絡して対処していこうと思います。。

追記:インテルの公式アカウントからコミュニティ(掲示板)に書き込みがあるのを発見しました。

Update on “Bad Context 13x Error”: Intel Communities

Intel has been investigating the ‘Bad Context 13x Error’ as seen on select Intel® SSD 320 Series drives. This was previously noted in the Intel community post as “SSD Power Loss”. To summarize the error: In certain circumstances, after an unexpected power loss, a small percentage of SSDs may experience this error on the next attempt to boot the system. In this situation, the system’s BIOS reports an SSD as an 8MB capacity drive.
インテルは、Intel SSD 320シリーズに発生する’Bad コンテキスト 13x Error’ について調査してきました。これは以前、インテルのコミニュティで、”SSD Power Loss” としてポストされていたものです。このエラーを要約すると、「ある特定の状況で、予期せぬ電源喪失により、ごく一部のSSDが、次のブート時にこのエラーを発生。この時、BIOS は、SSD を8MByteの容量のドライブがあると認識する」というものです。

Intel has reproduced ‘Bad Context 13x Error’ utilizing strenuous testing methods. This ‘Bad Context 13x Error’ can be addressed via a firmware update and Intel is in the process of validating the firmware update. A future update will define the schedule to deliver the firmware fix.
インテルでは、’Bad コンテキスト 13x Error’ を、苦心して再現させました。この’Bad コンテキスト 13x Error’は、ファームウェアのアップデートで対処できると考えており、ファームウェアのアップデートのプロセスを評価中です。今後のアップデートで、 この修正ファームウェアーのスケジュールをお知らせします。

The Intel SSD 320 Series continues to be shipped and is available for purchase. If you experience this error with your Intel SSD, please contact your Intel representative or Intel customer support (via web: www.intel.com or phone: www.intel.com/p/en_US/support/contact/phone) .

インテルSSD 320シリーズは、引き続き出荷されます。もしこのエラーを経験された場合は、インテルのしかるべき担当者、もしくはカスタマー・サポートにコンタクトして下さい。

For those with Intel SSD 320 series SSDs who are concerned but currently unaffected, Intel advises the following actions:

  • As with any storage device, backup your data regularly
  • When shutting down your system, follow your system’s standard shutdown process
  • Minimize unplugging the SSD while your system is powered

Intel takes these issues seriously. Please watch for further updates on this site.

現在、インテル SSD 320シリーズをお使いの方は、以下の対策をおすすめします。

  • 通常のストレージがそうであるように、バックアップを定期的に取得する。
  • システムをシャットダウンする時に、通常の方法でシャットダウンする。
  • システムに電源が入っている時に、SSDを抜く事を最小限にする。

インテルは、これらの問題を深刻に捕らえています。このサイトのアップデートを注意深く見て下さい。

バッテリーでバックアップされているノートPCでも発生しているので、電源喪失というのでは、全てを説明できないうのでは?という書き込みもありますが、最終的に起きている現象は同じようなので、今は、新しい Firmware をウォッチしたいと思います。

インテルのコミュニティに登録すれば、気になるポストにアップデートが来た時にメールを送信する事もできるようになっているので、気になる方は登録しておくと良いと思います。

追記3: 2011/08/14:あと2週間くらいで新しいファームウェアが出せそうだ。とインテルからアップデートがありました。但しデータはリカバリーできないようです。

8/13 Update on “Bad Context 13x Error”…: Intel Communities

追記4: 2011/08/24:新しいFirmware 1.9がでましたが、これを適用した後でも8MByte問題に遭遇する報告が既に複数例でています。
今回の修正はこの問題に関してはハズレだったようです。(電源を断した場合に8MByteになるという条件に対しては直っているのかもしれません)

3度目の故障(前回の故障から13ヶ月後)

2012/09/05:1年ぶりに障害に見舞われました。
OSがシャットダウンしないまま固まったので、移動中でバッテリー駆動中だったのでバッテリーを抜いて電源断 → 電源ON時に BIOS がOSを見つけられず。

Winodws のディスクマネージャーからは、ドライブの存在自体が見えなかったが、Intel SSD Toolboxからは存在は確認できる状態でした。
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Intel Toolbox から見ると「No Partition」になっていました。
「Secure Erase」の項目を見ると「Security Enabled」になっているが、HDDパスワードはBIOSからは解除しています。
BIOS上は解除されている事になっていますが、HDDパスワード解除時に妙に時間がかかったので解除が上手くいってない状況に見えます。

起動時に ThinPad のウルトラベースのHDDベイに挿入しておくと BIOS がこのSSDを読みに行った時に”Read Error” を出します。
Windows XP からは全く見えない状況で、8MByte問題かどうかは確認していません。

交換のため インテルのカスタマーサポートに電話しました。

交換の方法

1.インテルのカスタマーサポートに電話します。

2.状況を聞かれて回復不能と判断されると、必要事項を訪ねるメールが送られてきます。
恐らく SSD Toolbox で、Secure Erase ができないかどうかは試したと聞かれるので、試しておきます。(Secure Erase すると当然データは消えます)
交換時は、SSD Toolboxの画面キャプチャーを送るように指示がある場合があるので、必要そうなキャプチャーを取得しておきます。(後で全く見えなくなる可能性もあるので、見える時に取っておきます)

3.交換と判断された場合は、メールが来ます。メールに必要事項を記入して返信します。

4.返品の手順を書いたメールが送られてきます。

・購入期日のわかるもの
・送られてきたメール

を同梱して着払いでインテルに送ります。伝票には、交換部品のSNを記入します。

5.月曜の夜に発送して、土曜日の午前に交換品が届きました
※管理人の住居は千葉。発送部品の宛先は茨城県です。

SSDの保証期間

インテルのSSDは、通常 3年保証があります。バルク品とパッケージ版がありますが、バルク品にも3年保証があるのか調べても良く分からず不安だったため、私は、パッケージ版を購入しました。
私は基本的に、保証書はあまり気にしてない方なのですが、流石にこれは、購入時に5万円近くし、寿命の心配もありましたので、保証書(製品には付属していないので、通販のお店からの出荷証明書)は保管しておきました。

実は、3年保証と思っていたのですが、この記事を書くために調べた所、、モデルによって保証期間が違うようです、320 Series については、5年保証になるようです。やった!(但し英語のページなので日本では違うって言われる可能性もあり?)

imageIntel® High Performance Solid State Drive — Intel® Solid-State Drive limited warranties

ちなみに Intel に直接交換してもらうパターンと、お店で交換してもらうパターンがあるらしいのですが(インテルのサポートの方談)、Intel に交換してもらう場合は、必ずしも新品交換ではないそうです。
いわゆる「良品」との交換で、そう言われると、SSDに限らず普通の交換はそうですね。。

今回は、私は何も聞かれずに販売店に新品と交換してもらえました。発売まもない製品で、購入日を確認する必要も無かったからだと思います。

Intel SSD 320 Series の寿命

SSDの寿命は諸説有り、実際に耐久テストを複数のロットにかける事もできず、結論は出ない所だと思います。
この記事を書いている時点で、2個のSSDの平均寿命は、約1ヶ月と少しです。(一つは購入直後、もう一つは2ヶ月半で死亡)

一方で、パッケージ版を購入しておけば、Intel SSD 320シリーズは、3年の保証(5年?)は付いてくるので、バックアップさえまめにとる事を考えておけば、保証期間内は、変な使い方をしない限りは何度でも交換してもらえるはずなので、保証期間=寿命と考えられなくも無いなぁ。。と購入して実際に壊れてみてから思いました。

今回、壽命に不安がある製品は、故障が起きてもきちんと交換してくれそうなショップ、ベンダーから購入するのは非常に大事な事だなぁ。。と思いました。後、保証書を購入日がわかる有効な形で保存しておくことも。
バルク品に保証が効くのかは、ショップ次第?かもしれませんが、バルク品に手を出すのは、今は、ちょっと怖いかな。。と個人的には思います。

また今回は、Intel が Firmware のアップデートを公言してくれていますが、もしこれが販売ボリュームの少ないメーカーであれば、ここまでやってくれたのかなぁ。。と不安になります。

但し、バックアップをきちんと取っておいても、壊れた場合、リストアに取られる時間もばかにならないと思うのでしっかりしたリストア計画を立てておかないと、壊れる度にかなりストレスが溜まります。
やはり最低、丸1日は取られますし、SSDを2個使ってミラーリングを組んでおかない限り、リアルタイムでバックアップを取る方法は存在せず、多少のデータは失います。

私はマシンが余りに遅く、背に腹は代えられない。という気持ちで購入しました。起動が速くなってマシンがすぐに使えるようになったのでかなりストレスは軽減されました。買って良かった・・と思っています。(2度死亡した後でも)

追記:この後、もう一回死亡して、現在は4個目のSSDを使っています。
コメント欄に情報を頂いてますが、ロットによって保証期間が違うようです。どうもロット問題があるような・・・

「のどもと過ぎれば熱さを忘れる」で現在は快適に使っています。