Link Station mini (LS-WSX2.0L/R1J) は2度壊れる。

投稿日:2012年07月16日

バックアップを、外付けのポータブルUSBに待避させてしのいでいたら、そのポータブル・ディスクが壊れてしまい、データが無くなってしまいました。

教訓:衝撃を受ける持ち運び可能なUSBディスクに大事なデータは保存しておかない事。なくなっても良いデータだけを入れる

新しいストレージを・・・という事で、BUFFALO の Link Station mini (LS-WSX2.0L/R1J) をネットの評判を見ながら購入しました。
3.5インチでは無く、2.5インチの HDD を採用しているのにも、最近、業務用でも2.5インチのディスクを採用したサブ・ストレージが増えてきたので、ちょっと興味をひかれました。

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白いのもあるが、買ったのは黒い方です。

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が、データを一部移行した翌日に、Link Station mini の HDDの1本が壊れてしまいました。

BUFFALO のツール「NASNavigator 2」を入れておき常駐させておくと、システムトレイで障害を通知をしてくれます。
HDDは基本、壊れるものだし、いつまでも不具合を気づかずに放置しておく事が無くなるので、これは便利です。
likstation
幸い購入してすぐにRAID1に構成を変更していたので、データは生き残っていて、まだ、そのまま読める状態でした。
(製品購入時のデフォルトは RAID0 なので注意)

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エラーの内容を見ると、不良セクターが多くなったので、「デグレードモード」になったようです。
このデグレードモードというのは、HDD1本で運用中。という事のように思われます。

購入してからRAID1を作るまでは、結構大きめのアクセス音がしていたので、元々おかしかったのかもしれません。

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Webの管理画面上は、こんな風に表示されていました。
この管理画面は数年前に購入した IO Data の管理画面に比べると、かなり反応が悪く遅いです。

デザインがシンプルな、ログイン画面でも出てくるまで4秒くらいは待たされます。
相当プロセッサーをけちっているような気がしました。操作性が悪いので、慣れるまでかなりつらいです。

管理画面では、HDDのモデル名は表示されものの、シリアルが表示されていないので、バラしてもどちらがエラーのディスクか判別できません。
うっすらと「ディスクの取り外し」や、「ディスクの再認識」なんて文字が見えます。
但し、HDDは自分で交換できないようになっていて、保証が切れていればいろいろやるのですが、購入2日目という事もあり、今回は見送り修理に出す事にしました。

中に入っているHDD はモデル名から、Western Digital 製とわかります。価格.com の評判も悪くは無いので、HDDが壊れたのは単純に当たりがわるかったような気がします。
http://review.kakaku.com/review/K0000274641/

1TBで2.5インチのディスク x 2本が内蔵されているという事なので、全セクターRead Test なんて事はコンシューマー向けでは、当然していないんだろうし、品質としてはこんなものかもしれません。
企業ユースでは、2.5インチのHDDというのは市民権を得ているので安心していたのだけど、コンシューマー向けはまだ危険なのかな・・

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障害発生時のシャットダウンは、「行う」にしてありました。設定の意味がわからなかったが、NAS自体は起動しているので、エラーの起きているディスク1が停止していると思われます。

さっそくBUFFALO に送り返すために、データを待避させようとしたら、スピードが遅い・・・

Google の検索候補にも 「BUFFALO NAS 遅い」と出てくるので、皆さん思っている事なのかもしれません。
元のWestern Digital のWD10JPVT は、価格.com の投稿で、Sequential Read で 100MByte/sec 出るとの投稿もあるので、HDDの問題では無いように見えます。

その他、参考になるサイトなど

深く考えないで購入したので、障害が起きるまで自分でHDDを交換できないRAID製品が存在するという発想がありませんでした・・・。

こんな親切な表を見ていたのに、自分で交換HDDを交換できるモデルと、交換できないモデルがあるなんて・・・Webだと商品選ぶのが苦手だという事をつくづく実感しました。

教訓:ネットだけで判別するとどうしても見落としがちな事がでてくる。実物が店頭で見られる場合は、実物をできるだけ見に行こう。

一応、分解の方法は、PC Watch に載っていました。

・PC Watch による分解の方法。

素のHDDを2本入れても動かなかった。とあります。
他のサイトを読むと、HDD上に初期コードを(何と呼べばいいのかわからないのでとりあえずこう呼ぶ)をダウンロードさせるためにFTPサーバーを立てて、そこに初期コードをおいておいて、ネットワークブートさせて、その後 ツールを使ってFirmware 本体を送り込まないと初期化はできないとあります。HDDを2本両方とも交換するというのは、Firmware 毎、入れ直しになるのでハードルが高そうです。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0402/pclabo44.htm

・ケースの開け方はこちらがよさそうです(コツが書いてある)
http://data-fukkyu.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/buffalo-linksta.html

・以下のリンク先では、実際に新しいディスクを差し込んでリビルドしたとあります
LinkStation Mini(LS-WSXL/R1)の備忘録 その2

自分でLinkStation Mini を、使う前にいろいろRAID構成を破壊するなどして試してたいたら、RAID1(ミラー)を組むときに「データを残すディスクをプルダウから選んでください」とミラー元のデータを残す設定がでてきました。
管理画面上は、EDP (Easy Data Protection)と表示されています。
この機能がHDD 1本の故障時に使えるのかどうかわからないが、先駆者もいるようなので、自分での換装(1本だけ壊れた時の)は簡単にできるのかもしれません。

・以下のサイトがすごく詳しいです。
ちょっと気になるのは、ここにある、「標準ファームだと sdb を交換したら自動的に md0, md1, md10 をリビルドしてくれるが、ハックキットだと sdb を交換してもリビルドしてくれない」という記述です。ひょっとしたらまっさらなディスクを挿せば、自動的にリビルドしてくれるかも・・・。でも書いてある事を理解するために勉強が必要そうです。
LinkStation/玄箱をハックしよう: ハックの記録 LS-WSGL/R1 アーカイブ

モデルが違うので同じかはわからないけれど、sda と sdb の判別すらも落とし穴あるみたいで、一筋縄ではいかなそうです。
こちらのサイトはLinuxの解析やHWの解析が好きな人にはたまらないサイトになってるので、そっち系が好きな方はおすすめです。。何時間も読みふけってしまいました。

自分ではHDD交換はできないけど・・・

この LinkStation Mini (LS-WSXL/R1) の良い所は、自分で交換可能な タイプに比べて小型で省エネであると言う事。パッケージの売り文句では、LS-WXL/R1と比べて年間で3,280円電気代がお得で、約1,800円/年くらいらしいです。
起動しっぱなしにできると NAS はいろいろ便利なので、これは魅力的です。
一応、利点はある製品なので、最初の1年間は我慢して壊れたら修理に出し続けるとして、保証が切れたら自分で分解してHDDを交換する。という運用にしようかな。。

Link Station mini (LS-WSX2.0L/R1J) 理想的な運用は?

自分的にどうするのが良いのかメモ。

・保証期間中

1) 外付け用のポータブルUSB HDDを、データ待避用に買う(あるといろいろ便利だろう)
2) データを待避させた後、修理に送付。

2012/08/19時点で、1TByte でも USB3対応の 2.5インチで 1万円前後で、USB2なら8千円前後。
3.5インチなら 2TByte のUSBディスクが1万円前後になっている。

1万円+修理の送料程度で、修理が可能だと思われる。
ただし、修理に送るデータのセキュリティに気をつけないといけないのと、最悪で1ヶ月以上手元から製品がなくなる。という不便は覚悟しないといけない。

・保証期間後

1) 外付けのUSB HDD を購入(データ待避用)
2) 交換用の1TB の 2.5インチ HDDを購入。自力で交換。

1万円(外付けのUSB HDD) + 1TB 2.5インチ HDD ( メモ作成時で7千円前後)= 1万7千円前後と、修復に金はかさむ。
お金がかさむのであれば、どうせなら

1) 新しいRAID NAS を購入(データ待避用)
2) 壊れたNASは廃棄

でも良いかもしれない。

さらに、次に”もの”を購入する時は、USB3 対応である事や、NASを購入する場合は、NASの速度を調べよう。
2.5インチの消費電力は魅力的だがやや遅い。VMware のイメージデータをコピーする事が多く、せっかく1GbpsのLANを組んでいるので、早いNASの方が嬉しい。と言うのが使ってみてわかった。

NASだったら次は I-O DATAにしてみよう。

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HDD製品を修理に出す事で問題なのはセキュリティ

BUFFALO の修理の人が。という訳ではないが、修理センターの人間からHDDの中身が流出する可能性ももちろんあります。
主に有名人の写真流出などスキャンダラスなものだけ話題になりますが、こういった露見がしにくい一般的なデータも抜き取りはもっとあると考えておいた方が安全の気がします。

豪州の元オリンピック選手、セックス写真が「合法的に」盗まれ物議 – CNET Japan

HDDを暗号化しておくか、そもそも修理に出さないようにするしかないですね。。

修理の申し込み方

インターネット修理予約システムで申込む

修理に出してから、戻ってくるまで1ヶ月と少しかかりました。(輸送も含めて)
理由は、「部品待ち」。HDDの交換遺品が在庫切れしていたらしいです。

1ヶ月も購入した商品が手元にないと、やはりHDD製品を修理に出すというのは、バックアップ用途を考えると困ってしまいます。
製品のコンセプトとして、このNAS単独の運用では

1) 無くなっても良いデータを保管する(RAID1を組んでいても、修理に出さないといけず、データが消える可能性がある)。
2) 修理に出して覗かれても特に困らないデータしか保存しない(プライベートな写真、パスワードのメモなどは保管しない)
2) 万が一、このNAS自体が1ヶ月単位で手元になくても特に困らない。

というライト・ユーザーが主体の製品になるのかな・・と思います。

これ以上の可用性や運用レベルを求めるのであれば、別のHDDが交換可能なNASを選択した方が良いかと思いました。

この製品の省エネ(製品的には消費電力の高い3.5inch HDD より高額なので元は取れないだろう)や、小型、静音などのメリットを享受しつつ、運用レベルを高度に保つには、「(保証を無視して)自分でHDDを交換する」という方法がベストになり、製品価格も高い事を考えると「玄人がリスクと取って、自分の技能を楽しむ製品」という感じになるかもしれません。

またHDDが壊れる

11月になってからまた HDDの1本が壊れました。
データを待避させるのに、丸1日。
送料がこちら持ちなので、数千安く買っても、十分送料で足が出る。しかも修理に出している間使えないという・・・

結局、修理後は使っていません。壊れると直すのに時間を取られるので・・・