Logicool の キーボード K740はすごく気にいっているキーボードなのですが、パンタグラフ式なのでキートップを取り外すと取り付けるのが困難です。
ですが、掃除の時などにうっかりもげてしまい、取り付けようとしてキートップ側の爪を折ってしまいました。
お気に入りのキーボードは今の所これしか無いので、早速、新しいキーボード K740 をオーダーしたのですが、古いキーボードを使ってキートップの取り付け方を研究してみました。
あくまで個人的なメモですので、作業は自己責任でお願い致します。
一回外したらまず嵌まらないキートップ
パンタグラフ式のキーボードは ThinkPad で慣れているので、多少の自信があったのですが(ThinkPad のキーボードのキートップの取り付けもそれなりに難しいです)、Logicool の K740のキートップはもっと難しいです。
10分やっても20分やっても一向にたった一つのキートップもはめられないので結構、イライラしてきます。なので頭を使っていろいろ考えながら作業してみました。
キートップの裏には四隅に爪があります。下の2つはピンぼけしていますが・・
何も考えないで「上から押しつければ入るだろう」と思ってやったら、見事爪を折ってしまいました。何も考えずに上から押しつける。というのはまず成功しませんでした。
何故はまらないのか良く見てみると、キーを取り付けるパンタグラフは、線で示した爪の間の幅が極めて簡単に変動します。
この幅が取り付け時に簡単に変動してしまうため、上から単純にキートップを押さえつけても、キートップの爪の幅が合わずまず嵌まりません。キートップ側の爪が折れるかパンタグラフが壊れるか。のどちらかになると思われます。
パンタグラフとキートップを合体させてからキーボードに押しつければ止まるかな・・とも思ったのですが、構造的に無理なようです。一回も成功しませんでした。
成功した方法は・・・
1) 上の写真↑のように、まずパンタグラフをキーボードに取り付けます。
2) 下の写真のように爪の位置を合わせながら、キーを上から押さえつけ、片側の上下の爪だけキートップをはめ込みます。
やや難しいですが、意外と何とかなると思います。
キーを上から押さえつける前にきちんと目測で爪の位置を合わせます。両側をはめ込もうとしないで、片側だけに注目するのがポイントです。
4) 矢印の方向に軽くスライドする感じで力を加えながらキートップを倒していきます。
力をかけるのは、パンタグラフの爪の幅を適切な幅に保つためです。
キートップを完全に水平に倒したら、そのまま反対側の爪も押し込みます。毎回、そんなに爽快に嵌まるわけではありませんが、位置が合っていれば、多少の力で嵌まるはずです。
爪が折れる可能性もややあるので”違うな”と思ったら、もう一度最初からやり直す事が必用だと思います。
5)無事嵌まりました。
が何回もやりたい作業では無いですね・・・基本、このキーボードのキートップは取ってはいけないと思われます。
個人的には、これ以外の方法でははめられませんでした。この記事を書くのに4~5回適当なキートップを外して試していますが、慣れれば(多少は難しいけども)何とかはめられるようになりました。
方法として、まだ改良の余地があるかもしれませんが・・・