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WordPress で関連記事を表示する

動作のロジックに大きく2つのタイプがあって

1) ユーザーが記事に付けたタグを元に関連記事を表示するもの

2) 投稿記事から自動的に似た記事を判断してくれるもの

がある。

後者の方が記事にわざわざタグを付けなくても自動的に関連づけしてくれるので便利そう。
このタイプのプラグインでは、Similar Posts が有名そうなので、使ってみる。

Similar Posts を使うには、実際には、2つのプラグインが必用になる。どちらも同じ作者。片方はライブラリ。

All Things Seen and Unseen » Post-Plugin Library

All Things Seen and Unseen » Similar Posts

とりあえず使ってみる時の流れ

プラグインは、
ダウンロード → 解凍 → wp-content の下の plugin フォルダに配置 → ダッシュボードから有効化

と通常のプラグインの方法で有効化できる。

一番簡単な使い方だと、設定だけで Single ページの末尾に類似の記事を出力する事ができ、その場合、php ファイルを編集する必用も無い。

また、plugin 自体は、ただ設置させて有効化しただけでは、設定を変変更しない限り「関連記事」の表示はされなかった(2009/10/25の確認時)。そのため、先に plugin だけ設置しておき、後で時間のある時に表示位置やスタイルを考える。と言う使い方でも問題なさそう。

1) plugin フォルダに plugin を解凍して配置する。

もし、バージョン名が付いたフォルダ名であれば、そのフォルダーの中からバージョン名の無いフォルダーを取り出し、plugin 直下に配意する。

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2)ダッシュボードの、「プラグイン」を確認。
以下の2つのエントリーができるので、「Post-Plugin Library」→「Similar Posts」の順番に Activate(使用するをクリック)する。

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3) 設定の所に「Similar Posts」という項目ができる。

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4) 以下の様な設定画面がでてくる。

設定画面は、何ページかのリンクページに分かれている。

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5) 「Placement」のリンクをクリックし設定を変更

手っ取り早く使ってみるために、「Placement」と言う設定項目で、「Output after post」を 「Yes」にすると、デフォルトでは、何も PHP のソースに手を加えなくても signle ページの下部に関連記事の表示がでる。(single ページしか出ないのは、右側の “Condition”という Box 内の "is_single()" という指定によるもの)

設定を変更した後は、「Save Placement Settings」というボタンを押して、変更を反映する。

 

“Parameters” ボックスの中に、「類似の記事」の様な自動出力される関連記事のリストのタイトルなど、関連記事表示に関するコードを作り込む事ができる。下のキャプチャーでは少し、書き換えている。

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6) 「Manage Index 」のリンクから、「The Related Word Variations」を「Fuzzily」にする。

これもとりあえず、何か関連記事を表示できるか見てみたいと言う時は有効。

test1, test2, test3 というタイトルで中身は「テストです」みたいな記事を作っても、これらの記事にお互いが表示される事がなく、関連記事の分部は”None Found ”だった。「Manage Index」の「The Related Word Variations」を 「Fuzzily」にすると、関連記事が表示されるようになった。

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Fuzzily の上にある設定の「Treat as Chinese, Korean, or Japanese」も日本語環境では必用に見えるので、これも Yes にした方が良さそう。(設置したサイトの環境に依存してか、ここが設定できない場合もあった)

 

7) デフォルトでは、single.php 側にしか出力されないので、シングルの記事を見て、関連記事が出力されていないか確認する。

類似の記事が無い時は、何も出力しない様にする。

デフォルトでは、「None Found」と表示される。

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記事が何も無い時に、上記の様に表示したく無い場合は、「Output」のリンクの「Show nothing info matches ?」を 「Yes」に設定する。

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自分で php 側にコードを埋め込んでいない場合は、これで何も表示されなくなる。

プラグインに勝手に出力させるのではなく、自分でコードを書いて出力させてたい所に出力する

1) 「Placement」と言う設定項目で、「Output after post」を 「No」にする

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ここを Noにしておかないと、条件によって、関連記事が2重に表示される事がある。

2) 以下のコードを PHP に直接埋め込む

<?php similar_posts(); ?>

ダッシュボードからの指定で幾つか制御できなくなる部分が出てくるが、注意して使えば大丈夫。

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