Azure syslog クラウドサービス

Azure Sentinel

2020年3月3日

Azure Sentinel の問い合わせが多いと聞いたので少し調べてみる。

Azure Sentinel は、Azure 上の SIEM  (Security Information and Event Management) 製品。

Azure の場合は、ドキュメントがすごくわかりやすく、必要そうな情報がきちんとまとまっている気がする。

基本のドキュメントは、以下からたどれるようになっている。

[blogcard url="https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/sentinel/"]

Sentinel に統合できるデータ

Sentinel では、Sentinel に統合できるデータ(ログ)のソースを「データソース」と呼んでいる。

「データソース」の種類によって3つのデータの統合方法がある。

  1. Azure や Microsoft のサービスであれば、簡単に統合できる
  2. MS 製品以外からログを統合したい場合は、Azure Sentinel は、"Azure Log Analytics" というデータの入り口を持っていて、そこに API を使ってログ・データを送る事ができる。
  3. 上記とほぼ同じ仕組みになるが、"Azure Log Analytics" に対して、syslog でプロトコルで接続し、 CEF (Common Event Format) を使ってデータを送信するタイプ。

該当するドキュメントを見る限り、API を使って送り込むが CEF/syslog で送り込むかの2つ。カスタムなログを CEFなどに変換して取り込む Agent or アダプター的なものは現時点ではなさそう(多分)。

[blogcard url="https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/sentinel/connect-data-sources"]

Syslog のフォーマットについて

syslog のフォーマットで CEF ?と思ったので少し調査

まず syslog のフォーマット自体が2種類ある

  • BSD 形式 RFC3164 -  規格ではなく、その時点で使われていた習慣をまとめたものとの事。RFC の前書きにも「This document describes the observed behavior of the syslog protocol (観察された動きを記述するもの) 」とある。
    PRI + HEADER + MSG   の形式

    PRI (Priority) は (Facility * 8 + Severity) で計算される。
  • IETF 形式 RFC5424  - RFC3164 を規格化したもの
    HEADER + STRUCTURED-DATA  +  MSG  の形式

    HEADER の部分は、BSDフォーマットとの互換性を保つため (provide some interoperability with older BSD-based syslog ) のもの。BSD syslog の  Facility や Severity から計算される PRI(Priority) は、Header の中の値として存在している。
    STRUCTURED-DATA は、新しく導入された仕組み。好きな情報を入れる事ができる。例として”トラフィック・カウンター”だったり”IPアドレス”などの このsyslog に関係する「メタ情報」を入れ込む事ができる。
    MSG の部分は 2048 Byte 以上は、受け手がサポートしていなかった場合、2048 Byte を超えた所を Truncate (SHOULD) か、メッセージを破棄 (MAY) する。

そして syslog 内にメッセージ部分があり、この MSG (メッセージ) の部分は、ユニーコードであれば、フリーフォーマットでメッセージを書いてもいいのだが、SIEM の世界ではここのフォーマットを規格しようという動きがあり、2つのフォーマットがメジャーである。

  • LEEF (Log Event Extended Format) 形式 - IBM QRadar 用のフォーマット UTF-8 を使用する必要がある。特定ベンダー(IBM) のフォーマットだが、ネットワーク機器が標準で対応している場合がある。
  • CEF (Common Event Format) 形式 - Security、非セキュリティベンダー関係なく一般的になっているフォーマット。
参考リンク

-Azure, syslog, クラウドサービス
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