SLA アーキテクチャー

SLAで許されるダウン時間早見表

2020年2月29日

SLA (Service Level Agreement) は、あくまで返金が発生する稼働率で、SLO (Service Level Objective) とは別物。

実際に問題になるのは、計画停止が入った場合、自分達に会わせてその時間を変更してもらう事ができない事だと思われる
(かりにベンダー側が要求を聞こうとしても、共用プラットフォームなので、全てのお客さんのメンテナンス希望時間は一致しない)

停止時間(月) サービス例
99% 430分 (7.2時間)
99.9% 43分 AWS S3 (通常リクエスト)99.9%より低い場合、段階的に返金される。
GCP Cloud VPN 99.9%より低い場合、段階的に返金される。
99.95% 21分 AWS RDS  99.95%より低い場合、段階的に返金される。
99.99% 4.3分 AWS Aurora 99.99%より低い場合、段階的に返金される。
AWS EC2 99.99%より低い場合、段階的に返金される。
AWS ELB 99.99%より低い場合、段階的に返金される。
99.999% 0.43分 (25.8秒) AWS Dyanamo DB 99.999%より低い場合、段階的に返金される。(Dynamo は NoSQL )
GCP Cloud Spanner 99.999%より低い場合、段階的に返金される。(Spanner は RDB)

月の時間の 1% が 430 分と覚える。
0.1% → 43 分
0.0.1 → 4.3 分

と計算しやすいので覚えやすい。

主な Public Cloud サービスの SLA


 

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