ツール・ソフトウェア

Norton Ghost 2003 でのHDDのコピーメモ

2009年7月19日

ThinkPad の HDDが一杯になってきたので、最近購入した新しいHDDにコピー。
コピーの方法に手こずったので、最期に上手く行った方法をここにメモ。(ここれは、管理人の単なるメモですので、他にも正しい方法があるかもしれないので、ご注意下さい)
1) Norton Gohst 2003 を起動する
クリックすると元のサイズで表示します

2) 「Ghostを対話的に実行する」を選択
「クローン」では、1回目はコピーしたOSの再起動まで行って成功した様に見えたが、2回目からは"クローン”を作っても、OSのディスクとして認識される事はなかった。一度作成されたパーティションを削除しても、Windows OS からフォーマットして綺麗にしても、「クローン」を実行する限り「クローン」で作ったHDDからは、ブートさせる事はできなかった。初回の「クローン」操作の時だけ、コピー後のHDDからブートできたのは?
クリックすると元のサイズで表示します
3)ここはとりあえず、何もしないで「OK」。インストールや起動に関係無いデバイスなので、ノートンが稼働する仮想パーティション(再起動時にNortonが起動するDOSが入ったパーティション)上で動かなくても問題は無いはず。
クリックすると元のサイズで表示します
4)ここもとりあえず何もせず、「次へ」をクリックする。
クリックすると元のサイズで表示します
5)OKをクリックすると再起動する。
クリックすると元のサイズで表示します
6)Nortonが DOSモードで起動するので、「Options」を選択
「Image/Tapes」のタブで、「Image Boot」を選択。(デフォルトは「Deafalt」)
「Default」の状態でコピーしても、コピー後のディスクはブートしてくれなかった。「Image All」の所の解説を読むと、"entire boot track"をコピーする。とある。
Default の状態では、"all partitions"をコピーするとあり、完全なディスクコピーでは無いようだ。
クリックすると元のサイズで表示します
7)Disk to Disk コピーを実行
クリックすると元のサイズで表示します
8)「source drive」とあるので、コピー元のHDDを選んで
クリックすると元のサイズで表示します
9)「destination drive」とあるので、コピー先のHDDを選んで
クリックすると元のサイズで表示します
10)コピー後のHDD上のパーティションサイズを変更できるようだが、予めHDDの最大サイズが指定されていたので、ここはデフォルトのままにする。
クリックすると元のサイズで表示します
11)コピーを実行する。
クリックすると元のサイズで表示します
12)200GByte の HDDで大体 2時間30コピーにかかった。
コピーが終わっても、自動的には再起動がかからないので、コピーが終わるまで目を離していても大丈夫。
クリックすると元のサイズで表示します
13)コピーが終わったら、Norton Gohst を抜けるが、Windowsに戻ろうとするので、そのメニューには行かない様にする。
Windows として再起動がかかる前にマシンの電源を落とす。
14)コピー元のHDDを抜いて、コピーしたHDDだけが刺さった状態でマシンを起動する。
これをしないと、コピー元のHDDがCドライブで認識され、コピーしたHDDにドライブレターが割り振られるせいか、何らかの影響が出る。様な気がする。
実際に観測された現象は、
a) Windowsのログオン画面まで行っても、キーボードが効かなくなり、ログオンできなくなる。セーフモードでも回避できない。
- Ghost終了後、両方のHDDが付いたまま、コピー元のHDDで起動 -> その後、コピーしたHDDで起動した場合に発生。
Gohst としては、コピー終了後は、オリジナルHDDで起動されるのがソフトとして想定された動き。元のHDDでブートした時に、コピーのために作成した"仮想ディスク"を削除している。
ただ、元のディスクは、Cドライブなので、両方のディスクを使って起動した時は、コピー先のHDDが一度、Dドライブ等のC以外のドライブ・レターがアサインされてしまうので、それで何かがおかしくなる?(推測)
b)ログオンはできるが、GUIの表示がおかしい。Windows XP のテーマ等が選択できなくなる。
- Ghost終了後、両方のHDDが付いた状態で、コピーしたHDDで起動した場合に発生。
元のHDDにCドライブのレターが割り振られているため、コピーしたHDDが、Dドライブとして起動する。その後、コピーしたドライブ単体で起動しても、どこかおかしい。
どちらもドライブ・レターが C以外になってしまったせいで発生している?様に見える。
15)コピーしたHDDで起動する時に、一回目は、エラー (initialization に失敗した。みたいな。。)になったが、再度電源を切って、起動すると普通に起動できた。
16)コピーHDDが上手く動く事を確認したら、HDDパスワードの設定等、最終設定を行う。
オリジナルのHDDは、単体で立ち上げようとすると、Norton の仮想パーティションが残っているので、そこから立ち上がろうとするが、Windows の起動メニューを選択すれば、通常のWindows に戻り、仮想パーティションも消える。
ひょっとしたら、最新版の Ghost を購入すれば、こんな苦労をしなくても良いのかも知れない。最新版のGhost は、この記事を書いている時点で、「ノートン・ゴースト 14」だそうだ。Windows 7に移った後くらいに買い換えよう・・

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