パナソニックの NA-VX7200L (最後のL/Rはドアの開く向き) という洗濯乾燥機を使っているのですが、長く使っていると 「U04」というエラーコードがでたり、乾燥に時間がかかってくるようになります。
毎回乾燥後にフィルターを掃除するのですが、長年使っていると綺麗に掃除しているつもりでも、奥のフィルターが目詰まりしてきて空気の流れが悪くなってしまうようです。
「U04」エラーを解消する
「U04」エラーをい解消するために、フィルター部分を交換する事にしました。
私が洗濯機を購入後、奥のフィルターを簡単に脱着できるように部品が改良されていましたので、部品を取り寄せて自分で取り替える事にしました。
部品番号は、AXW2205-8DZ0 で、フィルターフレームとフレームのセットになっています。価格は税抜き800円とお手頃です。
洗濯機本体は2012年9月発売の製品ですが、部品は、ヨドバシでもAmazonでも手に入るのですが、私は楽天で購入しました。
保障内だったので業者を呼んで交換してもらう事も考えましたが、時間を調整して他人を家に上げるのも大変なので、部品だけ購入して、自分で交換する事にしました。
ネジを2本取り出すだけでこの部分のフィルターが外れます。
引っ張り出す前は見えないですが、緑色の所のフレームがくぼんでいて、きっちり嵌まったフィルターを手前に引き出す時に使えます。ネジ位置の少し内側です。
ネジを外した後、くぼみに適当なツールをひっかけて手前に引き出します。私はスマホ分解用に購入してあったプラスチック製のツールがあったのでそれで引っかけました。マイナスドライバー等の金属製のツールを使う場合は、フィルターのネットを破かないように注意しましょう。
取り外したフィルターです。
汚く見えますが、前に一度取り出して洗っているので実用上は問題ありません。
まだらになっているのは濡れているせいではなくフィルターに詰まったホコリです。
適当に洗ったように見えますが、これでも結構頑張ってブラシでこすっています。目の細かいホコリがフィルターの目を埋めていて、水洗いでちょっとやそっとこすったくらいでは取れなくなっています。
このおかげで単純に水拭きしたくらいだと、目詰まりが進行し、空気の通りが悪くなってしまうようです。
新しく購入したフレームとフィルターのセットを取り付けます。フレームはオレンジ色の所2箇所でネジ留めします。
フィルター部分は爪で留めるようになるので、ドライバーを使わなくても簡単に着脱する事ができるようになります。
左側が製品が出たときのフィルターでネジで本体に固定されていました。なので洗う時はドライバーで取り外す必用がありました。
右側が新しい部品で、ネジで本体に固定するフレームと、簡単に取り外しできるフィルターで構成されています。
新型の取り外し式フィルターです。
説明書によるとブラシでこすらずに指の腹で洗うように指示がありました。ブラシでこすると破けてしまうのかもしれません。
これまでのフィルターに比べて少し薄い様にも見えます。消耗品扱いでこの部分だけ購入する事もできるようです。
純正掃除ブラシも買いました
せっかくなので、掃除用の純正ブラシも買いました。型番は AXW22R-9DA0(税抜き 1,600円) です。
NA-VX7200 用にも問題なく使えました。
先っぽは固い毛でできており、中にこびりついたホコリがたくさん取れそうです。
水洗いする事で、ブラシについたホコリを洗い流す事ができます。水でホコリが固まって綺麗に取れます。
洗濯槽から繋がる導管?をゴシゴシする事ができます。この専用ブラシが無いとこの中にこびりついたホコリを落とす事は正直難しいかもしれません。流石純正品です。
NA-VX7000 の場合は、矢印の部分から入れないとブラシが中に入っていきませんでした。
ブラシはかなり深く入って行きます。内部が狭くブラシは摩擦で固定されるので、ブラシを中に落とす事はないでしょう。
その後
フィルターも簡単に清掃できるものに交換し乾燥の度に掃除できるようになったので、その後2年にわたり「U04」エラーには遭遇していません。
洗濯(乾燥) の度にフィルターの掃除をしていますが、面倒くさいですね・・・でも洗濯物を乾かす手間に比べれば、ほんの数分の作業なので問題なしです!
これ以前の乾燥機付きのモデルは、乾燥機能がホコリのつまりによりだんだん効かなくなる。という現象が報告され、確か記憶では、NA-VX7000辺りからフィルターが掃除できるモデルが出回ってきて、型落ちになった時を狙って購入しました。
2012年当時の製品ですが、全然、現役で問題ない性能がある気がしますし、現在は中古でも出てきてるようなので、結構お得なのでは・・・と思ったりもしています。