小技・TIPS

Firefox のスクロール量を調整する

2009年9月21日

久し振りにOPERA を使ってみて、「あれ?なんだか表示が速い」と思ったので、よくよく比較してみると、Firefox とは、マウスのスクロールボタンを回した時のスクロール量が違い、OPERA の方が少しホイールを回しただけで、ページが大きくスクローし、OPERAを見てしまうと、Firefox の動作が少し動さがもたついて見える。

OPERA / Google Chrome は同じ感じがするので、Firefox 側を他のブラウザに合わせてみる。

設定の仕方は、

1)  Firefox のアドレスバーに以下の様に入力

about: config

2) 警告画面がでるが「最新の注意をはらって使用する」をクリック

image

3) フィルターの分部に、以下の様に入力して大量の設定値の中から必用なものをスクリーニングする。

mousewheel.withnokey

4)2つほど、値を変更する

以下の値がデフォルト

image

感覚的に大体、以下の通りにすると、個人的には、Google Chrome / OPERA と同じ感じになる。

mousewheel.withnokey.numlines      1  → 10 くらい
mousewheel.withnokey.sysnulines    true → false

「mousewheel.withnokey.sysnulines    true」 の意味は、システムの設定値を使う。事を意味するようだ。なので、Firefox はシステム設定値をそのまま使っているため、スクロール量が少なかった?と言う事なのかもしれない。

いろいろ実験していた結果、Firefox は、マウスのホイールのスクロール速度に影響をうけて、スクロール量が変わるようだ。 Google Chrome や、OPERA ではこの動きは見られない。

  • 早く回す → スクロール量が少ない
  • ゆっくり回す → スクロール量が多い

個人的には、使いにくかったので、この設定はどこでやっているか探していたら、標準の設定の中の「スムーズスクロール機能」が有効になっているとこの動きになるようだ。

そこで、さらに、

4)  「オプション」→「詳細」→「一般」から、「スムーズスクロール機能を使用する」のチェックを外す。

をすると、OPERA / Google Chrome と同じようなスクロールの動きになる。

image

この記事で動きを確認したブラウザのバージョン

OPERA 10.00
Firefox 3.5.3
Google Chrome 3.0.195.21

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