雑貨

洗えるマスク PITTA

2020年2月9日

コロナウィルスが流行するちょっと前に「あのマスク面白いな」と思って「PITTA」と言うマスクを買って家にストックしてました。
会社にして行ったら「そのマスク洗えますよね」と言われて「え?」そうなのと思って袋を確認したら

3回洗っても花粉99%カットを保ち」と書いてます。全く気づかず、普通に数日使ったら捨ててました。
「3回洗っても・・・」と書いてますが、3回「まで」とも書いておらず、最近はマスク自体が売り切れていて、手に入らないので、せっかくなので洗って見ました。
洗い方を見ると「手洗い」でアイロンは禁止(確かに溶けそう)「手洗い後は陰干し」という指定があります。
公式の YouTubeビデオで洗い方を公開していました。

PITTA MASK を洗濯機で洗う

ただ、やはり手洗いは面倒なので、無印で売っている小型の洗濯ネットに入れてドラム式の全自動洗濯機に入れて、洋服と一緒に「洗浄」→「乾燥」してみました。

洋服と一緒に洗濯したので、洗剤ももちろん使っています。

結果がこちらです。

カーキー色という事もあり、写真ではわかりませんが、目を凝らしてみても、見た目的には何が変わったのかわからないぐらいしっかりしています。
目が粗くなったり薄くなったりするのかな・・・と思って目を凝らして見たのですが、1回、普通に洗濯したぐらいでは見た目は全く変わっていなです。
(性能は落ちているのかもしれませんが・・・)

無印の洗濯ネットは、こんなものです。普段、ランニング用の帽子を洗う時なんかに使っていて帽子が一個入るくらいのサイズです。

せっかくなので、洗えるのであれば、どこまで行けるのかちょっと試してみようかな。と思っています。
もともと、キッチン用のアルコール除菌スプレーで振りかけて「除菌」して数日したら捨てるというサイクルにしていたのですが、そのサイクルの中に「洗濯」を入れて見ようと思います。

PITTA自体は、私はコロナウィルスが流行りはじめのころにも色違いを購入したのですが、3枚入りで400円程度でスーパーで食材を購入するついでに買いました。3枚入りの定価は税込みで 522円のようです。

この記事を初版を書いている時点で、価格が 2,000円になっているので、5倍に上がってます・・・
価格の推移を見ると、3月の頭には 6,000円の値段を付けていて、しかも Amazon のレビューを見ると偽物まで出回っていたみたいです。

PITTA MASK ではインフルエンザや 新型コロナ は防げない

因みにこのマスクは穴が大きすぎて新型コロナウィルス (COVID-19) には殆ど効果が無いようです。花粉のサイズは20μm~50μm くらいなので、多分マスクの穴としては 20μm より小さいくらいかなと。

一方で、インフルエンザのウィルスは、0.1μm のオーダーのようなので、ウィルスのサイズと比べて、200倍大きな穴が空いている事になります

くしゃみなどのエアロゾルでも、0.3μm~1μmくらいのようで、エアロゾルよりも数十倍大きな穴が開いてます。このマスクで飛沫やウィルスを防御するのは物理的に難しそうです。

話題の N95マスクの定義は、「0.3㎛の微粒子を95%以上収集できる」事を指すそうです。

人に飛沫を飛ばさないと言う観点では、くしゃみの時の大きな飛沫はひっかかるかもしれませんが、恐らくこのマスクでひっかかるような飛沫は、飛距離はそれほど無く、このマスクの穴より小さな飛沫が大量にマスクから漏れて空中に漂う事になるのでしょう。

花粉用 or ファッション用のマスクとして割り切るのがよさそうです

仮にウレタンマスクの目が 20㎛として図示してみると、意外と防げそうにない・・・(実際はウレタンなので、マスクの目が3次元に入り組んでいるはずですが)

とは言え、マスクをすると少し息苦しいのは確かなので空気の流れを変える機能はあると思います。
真正面から空気を吸い込まない。くしゃみ時の飛散防止にはいいのだと思います。

PITTA MASK の表と裏問題

PITTA の真ん中に「バリ」があるので、どっちが表か裏かわからなくなるのですが、じっくり袋を見てみたところ、バリがある方が表になっていました。
どちらでも良いと思いますが、一応公式には「バリがある方が表」のようです。

 

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